【ワーキングホリデー】

【AUS#05】ブラック企業?荷物運び、手書きの営業日報…。

 

 

こんにちは!
筆者のRoninRonin@ No more work)です!

 

 

【前回の記事はこちらから】

 

http://roninwalker420.com/2021/06/22/workaus04/

 

 

 

ようやくと決まった再就職先の会社のへの初出社日が決まった。

 

その会社は他社を比較してもオファーから内定、面接までのスピードはえらく早かった。

「オファー」⇨「一次面接」⇨「採用」ここまで1週間ぐらいだった。

 

僕は生まれも育ちも都内。仕事先も自宅を基準として決めていた。

新卒で入社した会社も自宅から通える都心の会社に決めた。

 

「都心で働く」

 

そんなワードが学生時代には凄い輝いて見えた。

都心で働けば、それだけで将来の自分に何か可能性が見つけられるかと思っていた。

 

就職活動ではなるべく家から通える都内の会社を選んでいた。

満員電車に乗るのは、大人の宿命かと思っていたし4年も乗ればばそれも普通になった。

 

「もう満員電車に乗る生活はしたくないなぁ」

 

そう思って次の再就職先の所在地は都心とは逆の東京郊外にした。

 

慣れた満員電車も一度離れてしまうと、元に戻るのは難しい。

入社が決まったのは東京郊外にある、建材メーカーでバイクで通勤出来る所も魅力だった。

 

「アットホームな会社です」「丁寧に教えます。」

 

確かこの求人を見つけたのはリクナビだったかマイナビだったか。

どちらにせよ、どちらかのポータルサイトだった。

 

上記のような広告担当者のアドバイスで掲載したかのような定型文。

この文章が書いてある求人は星の数程ある。

 

そして、この言葉が書いてある求人が出ている場所は常に求人を出している可能性が高い。

 

「危険ワード」となって求職者からは警戒されるワード。

 

就職活動で疲れきった僕は、その危険ワードがある求人とは承知の上で会社を選んだ。

疲れている時に大切な判断をしてはいけない。

 

 

 

 

連敗続きの再就職活動、その中でも僕が気をつけていた事がある。

上記の「怪しい文言」意外にも求職に際しての注意点は何個もある。

 

なるべく職安の求人よりもポータルサイトでも求人を選んだほうが良い。

 

その理由は職安に求人を掲載するのは無料だが上記のようなサイトを経由した場合は

企業が掲載する為の広告費を負担する必要があるから。

 

採用にお金をかけない企業は職安での募集に頼る。

 

悪いとは言わないが、ポータルサイト経由の方が職種も条件も選択出来る幅が多い。

色々あったが無事に再就職先も決定したので一安心。

 

住まいも会社も実際に入って見なければ分からない。

 

出社日が決まり、雇用関係の書類や当日の持ち物など初出社日に向けて準備をして行った。

 

その中に「作業着はなんでもいいので自分で準備してください。」との文言があった。

なぜ?営業職なのにスーツじゃなくて作業着なんだろう?しかも自腹で買ってこいとな…。

 

幸い、友人と一緒に立ち上げようとしていた仕事がリフォーム関係だったので作業服は

その時に準備した作業着を使った。

 

そして、緊張の初出社を迎えた。

 

スーツにネクタイのスタイルで事務所に入った。

 

「やぁ今日からよろしくね」

 

面接を担当した、部長職の人間に自分の席を案内され、その後朝礼で簡単な挨拶をした。

 

挨拶は決まりきった定型文で済ませた。

新入社員と違い中途採用だ。人間性は二の次で即戦力になるかのみが評価される。

 

この会社の事務所や社員の雰囲気を見た時にそう思った。

その場所にいる社員の人たちの顔を見る。

 

皆、あまり自分に興味がないような雰囲気だった。

 

「今日からお世話になります」

 

そして自分のデスクに戻り机の引き出しを開けると何も入っていない事に気づいた…。

聞けば、文房具等は全て自腹で準備するのが、この会社の決まりのようだ。

 

 

 

 

まるで個人事業主ではないか?

こんな会社あるのか??

 

前の会社とあまりにも違い過ぎて驚きの連続だったが、そういう物かと思うことにした。

 

隣の席に座っていた僕よりも20歳ぐらい年上の社員もいい人そうだが少し変わっていた。

フリクションボールペンをコレクションのように机に並べていたのだ。

 

 

 

会社経費ではなく全て自腹なのだから誰も文句は言わないのだろう。

 

デスクも随分殺風景だった。

PCは数世代前の誰かが使ったPCで中身もリカバリされていなかった。

 

松竹映画のサラリーマン作品に出てくるようなグレーのデスク。

椅子はギシギシと鳴く油圧の効かない椅子…。

 

あまり長時間座っていられるような椅子では無さそうだった。

 

事務所の隅っこには使われなくなった什器類が山積みになっていた。

そして、山を隠すように小さなパーティションで目隠しをされていた。

 

そこにある什器が、今自分が座っているデスクと一緒だった。

 

「昔はもっと人が居たんだけど、経費削減でねぇ…。」

「君は若いから頑張ってね!期待しているよ!!」

 

部長の声だけがやたらと広い事務所に響く。

しかし、他の社員はと言えばやはり新入社員に興味は無さそうだ。

 

すぐに自分のデスクに目をやり皆が自分自身の作業を進めていた。

それに面白かったのが経費削減の為らしく、ACは点けず扇風機で対応していた。

 

 

 

 

なんだか一世代前にタイムスリップしたかのような事務所だった。

 

「あっ。君こっちこっち。スーツ脱いで作業服に着替えてね。」

 

その後は敷地内に併設されている工場に案内され、別の担当者に引き継がれた。

工場の担当者に引き継がれた後は、特別な説明も無く荷物運びの仕事が始まった。

 

あれ…。

ちょっとこの会社…。

 

やばい所入っちゃったんじゃないかなぁ…。

 

初日から多少の不安を抱えながらも、その日1日は工場の荷物運びをしていた。

この労働は「道具を覚える為の研修」という体だった。

 

時々、メモを取って部材の名前を覚えようとしたが、「そんなのは良いから運んで」

と言われる始末。

 

いったい、ここは何なのだろう…。

そして、なんとか定時になり、初日の勤務が終わり事務所に戻った。

 

ニコニコした部長と再び事務所で顔を合わせた。

 

「おーおつかれさん!今日の仕事の日報を書いてくれるかー!」

 

営業日報を書いてくれと言われたが、今日は荷物運びしかして無い。

 

そして日報をを書くためのA4の紙を渡された。

その紙は使用済みの裏紙だった。

 

経費削減は素晴らしい…。

 

あれ?

…。

 

渡された??

 

PCで入力して書類作成をするのかと思ったら、なんと手書きで日報を書けと言われた。

そして、その日報を本社に毎日FAXして送付するのだという。

 

FAX? えっ?

事務所には僕は含め営業職が10人程が在籍していた。

 

聞けば全ての人間が定時まで働いた後に営業日報を書き始めていた。

そして、日報を書き終わった人間から各々がFAXで送信している…。

 

何という無駄…。

経費削減をお題目にあげているが、日報は紙ベース。

 

そして紙をFAXで送信するという、結局経費掛かってるんじゃないのか?という始末。

初日は疲れと驚きのまま終わった。

 

しかし、まだまだこの会社の驚きは序章に過ぎなかった。

 

 

記事を読んでくれてありがとう!
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