【ワーキングホリデー】

【AUS#21】英語でつながる世界への扉。世間を騒がせた、あのニュースがあった日のこと。

 

 

こんにちは!
筆者のRoninRonin@ No more work)です!

 

 

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【AUS#20】真冬の花火大会!! 女性の独り歩きも安心・安全シドニーの夜。 【夜のルナパーク付近から見上げるハーバーブリッジとシティ】 【前回の記事】はこちら...

 

 

「Yes we can!」

 

最近は使える英語のボキャブラリーも増えて来た。

オーストラリアに到着した時は片言すらも話せない状態。

 

「Yes」or「No」

 

それぐらいの英会話でイミグレーションを通過した時がすでに懐かしい。

読み書きやスペル間違いは相変わらずだ。

 

しかし、英会話については毎日少しずつだけど、出来るようになっている実感がある。

日本で中学校の時に英語に触れてから英語という科目が大嫌いだった。

 

テストの為だけに勉強をするということに何の意味も見いだせなかった。

 

しかし今はどうだろう。

覚えれば覚えるほど、目の前の肌の色も目の色も違う人と話す事が出来る。

 

コミュニケーションが増えれば、もっと相手を知ることが出来るようになる。

仲良くなる、人と関わる、これは生きていて最高の喜びだ。

 

英語を話せるだけで世界の多くの人とつながる事が出来るようになる。

この素晴らしさに気付くまで何年も掛かってしまった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

英会話の上達については、学校でのグループワークの成果もある。

しかし僕にとっての英会話上達の一番の糧になっているのはシェアハウスでの生活だ。

 

僕のシェアハウスは日本人は僕1人だけ。

ほぼ全ての人間が国籍が違うので会話は強制的に英語となる。

 

同室の韓国人シェアメイトのチャンとジェイ。

彼らは同胞だが、韓国語で話している姿を見たことが無い。

 

僕がいるからかも知れないが常に英語を使って話しているのだ。

一度、それについて聞いたことがあるが、彼らの答えはこうだ。

 

「英語を勉強しに来ているのだから英語で話している」

 

ごもっともすぎる回答で面食らってしまう。

僕が、過去にアメリカの語学学校に行った時には毎日が日本語漬けだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先生が生徒に「No japanese!!」と叱っていたが誰も聞き入れて居なかった。

あの時間を思い出してみると本当に恥ずかしくなる。

 

大金を払って渡米し、そこで日本人同士でお喋りしていただけなのだから。

 

(日本では決して出会わない楽しい人との出会いもあるので全否定は出来ないが)

 

こうした経験から彼らのストイックさには学ぶべき所が多くあった。

僕よりも何歳も年下だが、彼らは初めて会った時から本当に良く面倒を見てくれている。

 

時々は食事を振る舞ってくれたりもしたほどだ。

僕が分からない事はわかるまで丁寧に教えてくれた。

 

嫌な顔をせずに笑顔だった。

 

2011年の12月のある日。

いつもと同じように部屋に帰った時のことだった。

 

部屋に戻ると、チャンとジェイが韓国語を使って何かを話していた。

いつもの優しい笑顔は無く、とても真剣な様子だった。

 

僕はそこで彼らが初めて韓国語で会話している姿を見た。

後にも先にもその時が最初で最後の母国語でも会話だった。

 

 

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「キム・ジョンイルが…」

 

そうだ。

2011年の12月に世界に大きなニュースが走った。

 

僕はその時にそのニュースを知り、「ふ~ん」ぐらいに思っていた。

しかし、彼らはその事について真剣に何かを話していた。

 

韓国には兵役がある。

そして、2人も兵役を勤め上げた後にオーストラリアに来ている。

 

兵役の事について話したことがあるが、日本人の僕には驚きの連続だった。

軍事境界線近くの宿舎に駐在していたジェイ、そして空軍で事務職をしていたチャン。

 

「二人とも銃を扱う事が出来るの?」

 

と訪ねたことがあるが、もちろん回答は「Yes」ということだった。

 

料理が得意で器用なチャン。

真面目で勉強熱心なジェイ。

 

優しさの中にも芯があり、強い彼ら。

 

彼らの普段の生活からは想像出来ない程の経験をしていることを知った時。

僕はもっと自国以外の世界の事を知りたいと思った。

 

理由はなぜだろう?

ただ単純に日本以外の国の事が知りたくなったのだ。

 

翌日にはいつもの明るくて優しい2人に戻っていた。

彼らがどういう事を話したのかは分からない。

 

後にジェイが、こう言っていた。

 

「もしも何か有事があったら国に帰らなくてはならないかも…。」

 

僕ははっとした。

日本は兵役はないし、軍隊もない。

 

 

 

 

 

 

だからどうしても軍事的な話については無頓着になりがちだ。

日本の居酒屋でそういう話をして盛り上がっている人たちも見たことがない。

 

しかし、海を隔てたすぐお隣の韓国は違った。

こうした場面に直面し、“なにか”を感じられずにはいられなかった。

 

日本はやはり島国であり、知っている事はとてもわずか。

 

そして、何処の国よりも“平和”なのである。

 

この日の事があってから、僕は色々な国の置かれている立場や歴史背景。

地理や観光への興味ではなく、そこで生活する人の姿ににも興味を持つようになった。

 

 

記事を読んでくれてありがとう!
また次回の記事もよろしく!!