
(夜明け前に出発し、朝日が登る瞬間を見る)

【前回の記事】はこちらから。

ガイドブックに登場する動物の標識

(ガイドブックに登場する有名な看板を発見)
この日は朝日を見るために早朝に出発。
オーストラリアの広大な景色の中では、何処に居ても日の出、日の入りを楽しめる。
降水量が少ないオーストラリアでは天気に左右されず、自然現象が楽しめるのがメリット。
今日の行程はE(ポートオーガスタ)からE(SA/WA Border Crossing)までのドライブ。距離はグーグルマップの計測で900Kmぐらいになった。
ちょうど、この区間を通った時の事だったと思う。
ガイドブックにもよく掲載されている、有名な看板を発見したので写真撮影にて停車。
カンガルー、ラクダ、ウォンバット。
日本には無い、「動物注意」の看板が印象的だ。
燃料代を節約する方法とは…。

(¢199☓80=¥160/リットルぐらいの燃料を3人で割り勘)
オーストラリアのラウンドで一番大切なのは、絶対に道中でガス欠にならないこと。
大体、数百kmごとにGSとモーテルが併設されている場所がある。
予備タンクを携行していない僕らはGSに立ち寄った際には必ず給油を行う事にしていた。
日本と同じで燃料は街から離れれば離れるほど値段も上がる。
しかし、値段よりもやはり大切なのは燃料なのだ。
給油していると、トラックの運転手に話しかけられた。
どうやら、「燃料をタンク以外にも携行缶にも入れて行け!!」
と言っているようだ。
「もっていないんだ」
そう答えると、少し驚いた表情をしていた。
その後早口の英語で、なにかを言っていたがよく理解できなかった。
おそらく「この大陸をナメるなよ!」とでも言われたのだろう。
この一軒以来、僕らはGSの給油に関しては今まで以上に注意する事になった。
何しろ、今走っている道はGSや街が今まで走ってきた場所よりも少ない。
事故とガス欠には今まで以上に要注意だ。
燃料の携行缶は買っておくのがオススメ。
現地で車を売買するのはワーホリをしている人の間ではとても盛んである。
ファームで仕事をする人、ラウンドをする人は得に車が必要である。中でもガソリンの携行缶は必ず持っておきたいアイテムだ。安いGSでなるべく多めに燃料を購入して置けば燃料費の節約になるし、ガス欠の心配も少なくなる。
携行缶はホームセンター等で売っている。(東南アジアのようにペットボトルには入れてくれないので必ず専用の物を携行しよう)
SA(南オーストラリア州)からWA(西オーストラリア州)

(州境のある街ヌラーバへ到着)
今日は早朝に出発したお陰か走行距離も順調に増えていった。
そして、ついてにSA(南オーストラリア州)が終わった。
ここからはオーストラリアの州の中でも一番大きいWA(西オーストラリア州)に入る。

(州のボーダー付近に鎮座しているシュールなカンガルーのハリボテ?)
観光地に行くとよく見かける「〇〇まで何キロ」という看板。
なんともシュールなカンガルーがモデルw
それにしても日差しがとてつもなく強い…。

(SA/WA Borderのチェック・ポイントへ到着)
車を走らせると国境のようなゲートに到着。
さすが、オーストラリアは一国ではあるが州境にはキチンとチェック・ポイントがある。
特別、パスポートなどのチェックは無いし、車の内部をチェックする等もなし。
確か運転手の免許証だけを確認されたような…。
いずれにしても国境のような面倒な手続きは何もなし。
無事に州をまたぎ、西オーストラリア州へ入った。
オーストラリアで一番長い直線道路

(この場所もラウンドするのには欠かせない観光名所である)
WS(西オーストラリア州)に入っても特別に大きい変化は無く一本道が続く
日本では県をまたぐという表現が近い。
アメリカ、オーストラリア等は州によって法律も違うしルールも色々と変わるらしい。
ちなみにオーストラリアは免許証も州によってデザインが変わる。
僕は日本で国際免許証を取得しなかったのでシドニーで取得したのでNSW(ニュー・サウス・ウェールズ州)の免許証を携帯している。
いつかの記事で書いたかもしれないが、もしもオーストラリアで運転する予定がある場合は日本で国際免許証を取得して来る方が費用も安く日数も掛からないのでオススメ。
オーストラリアで取得すると記念として免許証を発行出来るが費用も1万円ぐらい?
かかった気がする。よほど記念に免許証が欲しい人以外は日本で取得するのが良い。
特別、NSW州の免許証だから他の州で運転が出来ない。
ということはないので、その点は安心。
さいごに

(夕暮れの時間に走行していると空が凄まじいトワイライトカラーに…)
立ち寄る場所も少なくドライブがメインの一日だった。
そして、夕暮れが近づいて来ると思わず車を停車して見入ってしまう程の夕日に遭遇!!
先日の記事でも書いたように、やはり、こういう景色に出会う事で思う。
「思い切ってワーホリに来てよかった!」
と感じる事が出来る。
何度でもだ。
見たことがない景色を見る。
僕はどんどんと旅の魅力にハマっていくのが分かった。
